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周瑜さまは、ずっと孫権さまを支えてきた。
今、あたしたちの国はすっごく大きくなって、それで、曹操って人と戦うことになったの。
周瑜さまが言うには、曹操ってとんでもない悪者で、絶対に生かしておけないんだって。
すっごい怒ってた。
何があったんだろう…?
よくわかんないけど、周瑜さまを怒らせる人なんて、あたしがやっつけちゃうんだから!
周瑜さま、行こう!
いっしょにがんばろ! |
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<周瑜>
おのれ曹操!
天下への野心を語るだけなら笑って聞き流すこともできようが、
言うに事欠いて、私の……私の大切な小喬を……!
……すまない。私ともあろう者が取り乱してしまった。
いや、小喬には関係ない話だ。
気にしないでくれ。
次の戦いの地は赤壁だ。
我が軍の将たちの任務を補佐し、計略を成功へと導かねば……。
行こう小喬。決して私の側を離れるなよ! |
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<孫権>
奸雄・曹操とその大船団は大河に沈んだ。
奴の天下への野心はもはや浮かび上がってくるまい。
我らは決戦に勝利したのだ!
これで孫呉は天下へと大きく前進した。
この大河は天下を決した戦場として、皆の名は偉業を成した者として、永く語り継がれよう! |