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……南は制した……。
……次は劉備だ……。
……戦場は夷陵か……。
……陸遜は火計を行うというが……。
……それが成るまで守りに徹しろとは……。
……策に頼りすぎだ……。
……いざとなれば……。
……俺の武で斬り進むか……。 |
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<陸遜> 蜀は関羽の弔い合戦と称し、夷陵に大軍を展開しました。 ですが、義なき蜀に勝算はありません。 我らの気炎で燃やし尽くしましょう。
朱然に火計の用意をさせています。 機を見て架橋車を設置し、敵陣に火を放つでしょう。
それまで、機を待って守りに徹するのです。
周泰殿、あなたの……いえ、孫呉の将の武勇を信じていないわけではありません。
ですが、この戦、まずは知略で戦局を開きます。 |
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<孫権> 蜀の大軍はほぼ全滅させたな。 劉備を討ち漏らしたのは残念だが…… まあ、よい。この大敗、奴には相当こたえるだろう。
だが、勝利の余韻に浸ってもおれん。 こうしている間にも、義軍が攻め寄せてくる危険性がある。 速やかに軍を返さねばな。 |