周 泰 伝
 呉郡の戦い
ドラマパート
……俺は周泰……。

……字は幼平だ……。

……孫策様に仕えている……。

……呉郡に出陣する……。

……敵は劉繇……。

……行くか……。
概況
<孫策>
よお周泰。
俺はこれから、孫家が天下を取るための、長い戦いを始めようと思う。
まずは江東、呉郡の地からだ。

あそこは俺たち孫家にとって父祖伝来の地。
今は寄せ集めの奴らがのさばってやがるけど、拠点を占拠しちまえば逃げ散るだろうぜ。

お前、あんまり喋らねえけど、その武と忠勤は他の誰にも劣らないってのは知ってるぜ!
さあ、行くか。敵の拠点をぶっ叩くんだ!
評定
<孫策>
劉繇は追い払った! これで俺たちの地盤は固まったってわけだ。
強え奴らも仲間になったし、言うことなしだぜ!

以後、俺たちはこの呉郡を拠点にして天下を目指す!
親父、見ててくれよ。必ず孫呉の旗を大陸全土にたなびかせるからな!

 赤壁の戦い
ドラマパート
……劉繇は倒した……。

……だが、その後……。

……孫策様も世を去った……。

……悲しみを乗り越え……。

……孫策様の遺志は……。

……孫権様に受けつがれた……。

……また戦が始まる……。

……行くか……。

……孫権様の天下のため……。
概況
<周瑜>
これより我々は、劉備の軍勢と協力し、脅威となった曹操を打ち破るべく軍を進める。
この戦、天下の趨勢を左右するものと心得よ。

曹操の大船団は恐れるに足らず!
幾重にも張り巡らせている策を連鎖的に成功させれば一気に葬ることができよう。

周泰、お前は私と行動を共にせよ。
まずは、我々で目前に迫った敵を排除し、しかる後に諸将の援護に回る。……よいな?
評定
<孫権>
曹操軍の船が大河を赤く染める。
天下の誰が、この結末を予想しただろうか。
我らのこの勝利、後世まで語り継がれよう。

これで曹操の力は削ぎ落とされた。
この機を逃す手はない。
奴が再び力を蓄える前に、その覇道を断ち切ってしまうのだ!

 南中侵攻戦
ドラマパート
……孫呉は曹魏を破った……。

……結果……天下は三分された……。

……今は孫呉の周辺を固める……。

……軍師となった陸遜の判断だ……。

……南を攻めるか……。
概況
<陸遜>
合肥の戦で魏に大打撃を与えたことにより、天下は一時的に膠着状態となりました。
この機を活かし、南の地の外敵を制しましょう。

敵は大王である孟獲を中心として、ひとつの家族のようにまとまっています。
この結束力は侮れません。
苦戦も有り得るでしょう。

ですが、周泰殿の武と、言葉ではなく行動で築いてきた絆ならば、彼らに後れを取ることはないでしょう。
頑張ってください。
評定
<孫権>
南蛮大王・孟獲を倒し、彼の地を制することができた。
これで奴らの侵攻を恐れることなく、天下へと進むことができるな。

いよいよ孫呉の天下が見えてきた。
次の相手は曹操か劉備か……。
いずれであれ、この勢い、もはや誰にも止められはしない!

 夷陵の戦い
ドラマパート
……南は制した……。

……次は劉備だ……。

……戦場は夷陵か……。

……陸遜は火計を行うというが……。

……それが成るまで守りに徹しろとは……。

……策に頼りすぎだ……。

……いざとなれば……。

……俺の武で斬り進むか……。
概況
<陸遜>
蜀は関羽の弔い合戦と称し、夷陵に大軍を展開しました。
ですが、義なき蜀に勝算はありません。
我らの気炎で燃やし尽くしましょう。

朱然に火計の用意をさせています。
機を見て架橋車を設置し、敵陣に火を放つでしょう。
それまで、機を待って守りに徹するのです。

周泰殿、あなたの……いえ、孫呉の将の武勇を信じていないわけではありません。
ですが、この戦、まずは知略で戦局を開きます。
評定
<孫権>
蜀の大軍はほぼ全滅させたな。
劉備を討ち漏らしたのは残念だが……
まあ、よい。この大敗、奴には相当こたえるだろう。

だが、勝利の余韻に浸ってもおれん。
こうしている間にも、義軍が攻め寄せてくる危険性がある。
速やかに軍を返さねばな。

 白帝城の戦い
ドラマパート
……夷陵の戦いは勝った……。

……その後、合肥で魏を破った……。

……魏は滅び、残るは蜀だ……。

……これが、最後だ……。

……白帝城を攻める……。

……勝てば、孫呉の天下だ……。

……今、俺が……。

……乱世を斬る……。
概況
<陸遜>
ついに私たち孫呉の天下が目前となりました。
この白帝城で蜀の君主・劉禅を討てば、長い戦乱の世は終わり、新たな時代が始まります。

この戦い、全力での攻城戦となるでしょう。
周泰殿は右翼から山裾を伝って、白帝城へと攻め上がってください。

周泰殿、あなたの武が、その実直な忠義が、必ずや孫呉に勝利をもたらすと信じています。
さあ、共に進みましょう。
孫呉の天下へと!
評定
<孫権>
白帝城を落とし、劉禅を討った。
民のための仁の世を目指した蜀……
その理想はあまりにも大きすぎたのかもしれんな。

民が求めるのは何より安定した暮らし。
我々ならその求めに応えられよう。
孫呉の治世が善く、また永くあるため、精進せねばな。

真・三國無双4 台詞之書