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陳倉を制した私たちは、いよいよ、長かった魏との戦いに終止符を打ち、
この乱世を制すべく五丈原へと軍を進めることにしました。
私が劉備殿に奏した天下三分……。
そのうちのひとつであった呉は、既に魏によって滅し、
後は魏を倒せば、かの策は真の完成を見ます…。
劉備殿は既にこの世にはなく、私の天命も、もはやいくばくも……。
全てが時代に流れて行く前に、この乱世の結末、私が描かねば。 |
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<姜維>
丞相! いよいよ曹魏との雌雄を決する時がやってきました。
扶風郡の五丈原……この地にて、我らの完全なる勝利を示しましょう。
敵は軍師・司馬懿を中心に、彼の地で守りを固めています。
司馬懿は守りの戦に長けた男。
私たちも長期戦の構えが必要かもしれません。
ですが、この戦さえ制すれば、丞相が描かれた天下三分を経ての乱世終結は果たされます。
行きましょう丞相。次代を勝ち取るために! |
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<諸葛亮>
曹魏との決戦に勝利することができました。
司馬懿は、己の知に負けてしまったようなものです。
哀れな最期でした……。
三顧の礼より数十年、天下三分を経て、私の思い描いた天下に至りました。
これからの天下は、民が描くものとなりましょう……。 |