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赤壁での戦の後、私たちは荊州の地を次々と制し、
勢力としての地盤を築いていった。
国の基は人なれど、地なくして国は語れぬ。
そして私は、諸葛亮の天下三分の構想にある巴蜀の地を手に入れるべく、
軍を動かすこととなった。
これで天下三分は成るという。
しかし……巴蜀を治めるのは私と同じ劉姓を持つ劉璋殿。
漢室に連なる同族の国を奪うのは、仁の道に反するのではないか…。 |
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<諸葛亮>
劉備殿、いよいよ天下三分の最後の一手です。
成都郊外から軍を展開し、成都を攻めます。
この戦の後、殿は一国の主となるのです。
今回の戦は、龐統が従軍して、現地で軍略の指揮を執ることとなっています。
彼の言葉に従えば間違いはないでしょう。
殿、この戦に仁の有無を問うお心をお察しいたします。
ですが、乱世を越え、大徳の天下を迎えるため、今は戦わねばなりません…。 |
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(龐統が死亡していない場合) <劉備> 劉璋を倒して蜀の地を得た。 皆の言や活躍がなければ、私は仁に心を囚われたまま、 大義を見失い天下を彷徨うところであった。
今や、私には豊かな大地がある。 曹魏、孫呉にも引けは取らん。
民のための天下、それを実現する道が徐々に開けてきたな!
(龐統が死亡した場合)
<劉備>
劉璋を倒し蜀の地を得た。
だが……、私の気の迷いのせいで、龐統を失ってしまった。
彼の死は、あまりにも大きい……。
もはや迷いはせぬ! 龐統を始め、これまでの戦で散っていった者のためにも、
蜀を地盤として民の天下を目指す! |