魏 延 伝
 定軍山の戦い
ドラマパート
我……魏延……。
字……文長……。

劉備ノ……部将……。

天下……三分……。

劉備ト……曹操ト……、孫権……。

劉備……曹操……攻メル……。

戦場……定軍山……。

我……戦ウ……。

敵……スベテ……倒ス…。
概況
<諸葛亮>
これより我が軍は、漢中の定軍山へと軍を進めます。
かの地を押さえることができれば、後の魏との攻防が有利になるはずです。

定軍山の敵陣に攻め込むには、まずその隣にそびえる天蕩山を制するのが上策でしょう。
全軍、各方面より天蕩山に進んでください。

魏延よ、殿はあなたを信頼しておられますが、私はあなたに不吉なものを感じます。
これが杞憂であることを、戦果にて示してください。
評定
<劉備>
漢中から魏軍を駆逐した。
これで、大陸中央への足がかりができたな。
漢中の肥沃な土地も蜀を潤してくれるであろう!

我が軍が力を得たことで、天下三分の形は完成した。
魏と呉が手を組み、我らに対抗してくる事態もあるだろう。
気を引き締めねばな。

 天水の戦い
ドラマパート
蜀……定軍山デ……魏……破ッタ……。

ダガ……劉備……死ンダ……。

我……悲シイ……。

今……マタ……魏……攻メル……。

次ノ……戦場……天水…。

諸葛亮……蜀軍……率イル……。

諸葛亮……我ヲ……信用シナイ……。

ナゼダ……。

我……ワカラナイ……。
概況
<諸葛亮>
魏延、定軍山ではよく働いてくれました。
次は要衝、天水の地を攻めます。
この地を制すれば、魏に対する構えは強固になるでしょう。

また、かの地には姜維という若き俊英がいると聞きます。
彼を味方にできれば、いずれは私を継ぐ人物とも成り得るでしょう……。

奇策を巡らせ、姜維を我らに帰順させることができてこそ、この戦の真の勝利でしょう。
この戦、要地と英才、二つを手に入れます。
評定
<諸葛亮>
要衝である天水と麒麟児・姜維を手に入れることができました。
これは蜀にとって大きな幸福と言えるでしょう。

今後はこの天水を、魏の喉元である長安への足がかりにします。
さらなる戦に備えて、軍備を増強しておくとしましょうか。

 街亭の戦い
概況
<諸葛亮>
天水の地を制し、姜維という俊才を得ることができました。
魏延、あなたの活躍は見事でした。
今の蜀にはその武が必要です……。

さて、我々はこれより北伐における要衝・街亭を守る戦に向かいます。
全軍、街道沿いに布陣し、魏軍を迎え撃ってください。

かの地は山上での布陣が上策に見えますが、惑わされてはなりません。
軽挙妄動することなく、街道の守備に専念してください。
評定
<姜維>
自軍の軍略において危うい面もあったが、なんとか街亭を守りきることができた。
丞相の期待を裏切らずに済んでよかった。

今後も、街亭は魏に対する要所として活用されるだろう。
この戦の勝利は、蜀の天下へと繋がる大事な一勝だったと思いたい。

 陳倉の戦い
ドラマパート
我……戦ウ……敵……倒ス……。

ダガ……戦……終ワラヌ……。

乱世……続ク……。

諸葛亮……北伐……続ケル……。

兵……兵糧……多ク要ル……。

イツカ……蜀……国……疲レル……。

劉備……ソレ……望マナイ……。

我……急ガネバ……。

早ク……敵……スベテ…倒ス……。
概況
<諸葛亮>
これより私たちは陳倉道を進み、魏軍の出城である陳倉城を攻めます。
この城を落とせばその先に長安への道が拓けます。

陳倉城は堅牢です。
我が軍の攻城兵器で防備を崩す必要があるでしょう。
攻城兵器を狙ってくる敵も、防がなければなりませんね。

魏延、我が軍の攻城兵器の守備を命じます。
さらに、機を見て陳倉城に進み、城内に突入しなさい。
この大任、必ず果たすのですよ。
評定
<諸葛亮>
陳倉城を蜀の傘下に収めることができました。
人馬と兵器を併用した前例のない攻城戦でしたが、うまく勝つことができましたね。

もう、長安は目と鼻の先。
魏との決着もまもなくです。
天下分け目の戦に備えて、少し休んでおきましょうか……。

 五丈原の戦い
ドラマパート
諸葛亮……五丈原ニ……兵……進メタ……。

魏……五丈原ニ……大軍……布陣シタ……。

多分……コノ戦……最後……。

勝テバ……蜀……天下…。

劉備……死ンダガ……夢……叶ウ……。

我……劉備ノ将……。

夢……叶エタイ……。

我……戦ウ!

敵……倒ス!

スベテ……終ワラセル!
概況
<諸葛亮>
幾多の北伐を重ね、ようやく曹魏との決戦の準備が整いました。
これより扶風郡の五丈原にて、蜀と魏の雌雄を決します。

敵は私たちの決戦の意気を悟り、総力をもって防備を固めています。
補給線と物資を維持、活用して敵陣を崩さなければなりませんね。

魏延、私はあなたに全幅の信頼は置けません。
ですが、ここまで蜀を支えたその武は頼むに値します。
どうか、勝利を我ら蜀に……。
評定
<姜維>
丞相の遺した神謀により、曹魏を破ることができた。
兵たちも悲しみを押し殺して、よく戦い抜いてくれた……。

丞相は天下統一までの道を示してくださった。
ここから先は残された私たちの番だ。
民や国が惑わぬよう、次代を築いていかねば。

真・三國無双4 台詞之書