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拙者の名は関平。
乱世に立ち向かうため日々武芸に励む者だ。
ある日、縁あって世に名高い軍神・関羽殿と出会い、その養子となった。
今度の戦、劉備殿を取り巻く状況は厳しい。
曹操の追っ手を逃れ、多くの民と共に、江陵の地へ到達しなければならないのだ。
父上、劉備殿の護衛はお任せください。
拙者、父上には遠く及ばぬ未熟者ですが、その子として恥じぬ働きをしてみせます! |
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<諸葛亮>
関平殿、あなたのことは関羽殿から聞き及んでいます。
お父上に代わり水軍を率いて駆けつけてくれたこと、ありがたく思います。
この戦、曹操の追っ手を振り切ることが目的です。
道中にある要所を利用しながら、全軍がお逃げおおせるための活路を開いてください。
関羽殿は若き日より多くの苦境を乗り越え、英雄としての今が在ります。
あなたも苦境を糧とし乗り越え、強く大きくなるのです。 |
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<劉備> 曹操軍から逃げきることができた。 これも皆が命懸けで働いてくれたおかげだ。 私は本当に配下に恵まれているな。
だが、今後はこのような消耗戦は慎まねばならん。 曹操も次は許してくれないだろう。 確固たる地盤があれば、まだ戦えるのだが…。 |