張 角 伝
 西涼の戦い
概況
<張角>
我が太平道人・張角である。
天より授かりし教えにより、民を正しき道に導かん!
集え、同志よ。共に太平の世を目指そうぞ!

蒼天の獣、董卓よ。
この西涼の地で、黄巾の子らを虐げおるか。
恐れを知らぬ凡愚どもに、我ら黄天の奇跡を見せてやろう!

これよりの戦、天より賜った試練と心得よ!
すべてを乗り越えた先に、新しい世は訪れん。
立て! 黄巾の子らよ!
評定
<張角>
残虐非道な董卓を始めるとする暴徒どもは撃退した!
天が我らを見捨てず、力を貸してくださった結果であろう。

そう、我らには天助がある。
今後も何事も恐れず、黄巾の教えを広めていこうぞ。
蒼天すでに死せり! 黄天まさに立つべし!

 冀州の戦い
概況
<張角>
邪悪なる蒼天の権化、董卓は打ち倒した!
太平を妨げる輩を、天は決して見逃さぬ!
残る蒼天の亡者、袁紹もまた然り!

かの凡愚は、冀州にて我らが神聖なる祭壇を踏み荒らしておる。
悪しきものどもを退け、我らが汚れなき地を取り戻そうぞ!

初めは耐える一方やもしれぬ。
しかし、恐れることはない。我らには天が味方しておる。
共に来たれ! 黄巾の子らよ!
評定
<張角>
愚かな袁紹は討ち取った!
これで奴の息がかかった地にも天の教えは広まり、名族などという妄執を洗い流すであろう。

この大地にはまだ、黄巾の教えが必要な地が数多くある。
救いを求める手がある限り、我は進まねばならぬ!

 南中の戦い
概況
<張角>
聞こえる…聞こえるぞ!
異境の民の救いを求める声が!
大いなる天の果てまでが、我らの教えを求めているのだ!

かの地の蛮族の王・孟獲は、頑迷にも我等を拒んでおる。
信心なき王を、我が奇跡の業で導いてしんぜよう。

この大賢良師・張角と共に来たれ!
天の教え、救いなき戦場でこそ広まろう。
哀れなる南の迷い子たちに黄天の光を施そうぞ!
評定
<張角>
天の教えに国境はなし。
野蛮な孟獲らを討ち果たし、南蛮の民を同志にすることができた。
黄巾の教えは確実に浸透しつつある。

だが、太平の世の到来……
この現実を直視せず、いまだに教えを信じようとしない愚者がいる。
我はまだ、戦わなければならぬ!

 黄巾の乱
概況
<張角>
ああ……天意に背く愚者がいまだ数多く地にはびこるとは!
黄巾の子らよ、我らの嘆きを力と変えて、世のあり方を正そうぞ!

天は、その子供らには、常に慈悲深いもの。
祭壇を取り返し、死守すれば、すなわち、天の加護が授けられようぞ!

我が親愛なる黄巾の子らよ、今こそ揺るがぬ信心をもって、最後の試練に打ち勝つ時ぞ!
参ろう! 黄天の世は我らが目前にある!
評定
<張角>
哀れな何進と愚者たちはすべて葬った。
天に逆らって、生き延びることはできぬ。
素直に黄天の世を信じればよいものを……。

もはや、我らを妨げる者はない。
哀しき蒼天から輝かしき黄天へ、時代は変わったのだ。
太平の時代の到来、皆で祝おうぞ!

真・三國無双4 台詞之書