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小生は左慈。字は元放。少々の方術を心得る者。
黄巾の乱を鎮めがてら、次の時代を築く英雄の顔を見に戦場を訪れた。
小生が見たところ、この乱世を終え、仁徳に満ちた天下を築き得るのは、劉玄徳なる漢。
だが、彼を呑み込むほどの大きな漢がいる。
曹孟徳。乱世においてひときわ輝く漢。
彼の性と質、英雄たりえる者か否か。
彼に会い、それらを見極めねばならぬであろう……。 |
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<何進> 世を惑わす賊徒・張角は死んだ。 黄巾賊は滅亡したと言ってもよかろう。 この総大将・何進、諸将たちの働きに感謝する。
諸君は各地に戻り、引き続き漢朝に対して忠節を尽くしてくれ。 二度とこのような乱が起こらないように、目を光らせておくのだ。 |
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