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[ 風雲幕末伝 攻略 ]

人物名鑑 【な】

人物名鑑 【な】

[な] 中井 庄五郎 (なかい しょうごろう) 十津川郷士。17歳の時、京に行き志士達と交流を持つ。居合術の達人だった。
坂本龍馬に心酔し、天満屋において、龍馬暗殺の首謀者の嫌疑をかけられていた三浦休太郎を襲撃。
その際、負傷して命を落とす。享年21歳。

三条大橋の制札を川に投げ込んだり、酔った勢いで新撰組の斎藤一や永倉新八らと喧嘩をする等、粗暴な一面があった。
中岡 慎太郎 (なかおか しんたろう) 土佐の庄屋に生まれる。20歳の時、武市半平太の道場に入門し、生涯の盟友・坂本龍馬と面識を持つ。

文久元年(1861年)、土佐勤王党に加盟。藩がその弾圧に乗り出したことをきっかけに脱藩し、長州と行動を共にするようになる。禁門の変や下関戦争に参加後、坂本龍馬と組んで薩長同盟締結に奔走し、慶応3年(1867年)陸援隊隊長に就任。

その後も積極的に政治活動の展開をするが、京都近江屋において、坂本龍馬と共に暗殺される。
享年30歳。

万延元年(1860年)、安芸が飢饉に見舞われた際、家老の家の前に座りつづけて、備蓄米を出させたという義侠心と行動力の人だった。
永倉 新八 (ながくら しんぱち) 松前藩士の子。近藤勇が江戸にいた頃からの同志であり、浪士組募集にも参加する。

新撰組二番隊組長を務め、池田屋事変、鳥羽伏見の戦いなどで活躍した。甲陽鎮撫隊敗退後、近藤に別れを告げ原田左之助らと共に靖共隊として新政府軍と戦う。

その後、生き延びて杉村義衛と名乗り、北海道で剣道を教えながら77歳の生涯を終えた。後年、新撰組時代の回顧録が「新撰組顛末記」として出版される。

沖田総司、斎藤一と並んで、新撰組屈指の腕前を持ちながら心根は優しく、油小路の変でも藤堂平助だけは逃がそうとした。それを察した藤堂は現場からの逃亡を試みるが、事情を知らない別の隊士に斬られ、藤堂は命を落とす。
中村 半次郎 (なかむら はんじろう) 薩摩藩出身。下級武士の生まれ。雨どいから落ちる滴を、地面に落ちるまでに3回斬ることが出来る程の居合いの達人であり、その実力は新撰組さえも警戒していたという。

西郷隆盛との出会いによって政治意識に目覚め、上洛する島津久光の隊列に加わった。京において剣術の腕を評価され。「人斬り半次郎」という異名で広く知られ、鳥羽伏見の戦いをはじめ、旧幕府軍との戦いにおいては軍監として活躍した。

維新後は「桐野利秋」と名前を変え、陸軍少将などの要職に就いた。明治10年(1877年)、西郷を擁して西南戦争を起こし、戦死した。
享年40歳。

久光上洛の隊列に加わるため、半次郎は西郷隆盛を訪ねた。その際、半次郎が土産に持参したサツマイモを見て、その純朴さに心打たれたという。以後2人は強いきずなで結ばれ、その関係は西南戦争で最後の時を迎えるまで続いた。
那須 信吾 (なす しんご) 土佐の郷士出身。医者を営みながら、剣術や槍術砲術も学ぶ。土佐勤王党に参加し、安岡嘉助らと共に吉田東洋暗殺に関わった。脱藩後長州に逃れる。

その後、倒幕を目的として挙兵した天誅組に参加軍監として各地を転戦。

文久3年(1863年)、鷲家口で戦死した。
享年35歳。

姉小路公知殺害後、現場に残された刀を見せられた那須が、これを田中新兵衛のものと断定。それが原因で田中は捕縛され、自害する。
那須 盛馬 (なす もりま) 土佐藩士。文久元年(1860年)より土佐勤王党に加盟し、元治元年(1864年)脱藩。京・四条橋畔において中井庄五郎と共に歩いていたところ新撰組に遭遇する。沖田総司、永倉新八、斎藤一と戦って、負傷した。

維新後、片岡利和と名乗って、新政府内の官職に就き、男爵を授与する。
新見 錦 (にいみ にしき) 水戸藩の出身。芹沢鴨らと共に浪士組に加わり、井上源三郎が所属する三番組小頭を務める。上洛後芹沢と共に京に残り、壬生浪士組の局長となった。

その後、副長に降格。芹沢の側近として活動していた。文久3年(1863年)、素行不良の罪で切腹処分を受ける。享年26歳。

謎多き人物で、素性などもほとんど明らかにされていない。「田中伊織」という変名を使っていたとする説もある。
野村 靖 (のむら やすし) 禁門の変で自害した入江九一の弟で、松下村塾門下生。高杉晋作や桂小五郎らと共に尊攘活動に関わる。長州内戦、第二次長州征伐の防衛線にも参加。
藩主雪えん運動や藩論運動などにも力を尽くす。

維新後、逓信大臣や内務大臣などを務め、政治家として活躍し、68歳で病没した。

松陰が伏見要駕策を計画した際、母親を心配する九一の代わりに脱藩し、上洛する程兄想いだった。

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