人物名鑑 【他】
倒幕編自作隊士
安政7年(1860年)、桜田門外の変で、父の悲願だった井伊直弼暗殺に参加した。その後、京に逃れ、土佐勤王党の活動に協力する。 文久3年(1863年)、長州に渡り、高杉晋作の誘いにより奇兵隊に入隊した。禁門の変や第二次長州征伐では長州軍として活躍。坂本龍馬とも交流が深く、のちに海援隊と行動を共にする。 慶応4年(1868年)、鳥羽伏見の戦いの後、江戸城の無血開城を勝海舟に説いた。維新後、海外に渡る。 |
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佐幕編自作隊士
文久3年(1863年)、幕臣への復帰を胸に、清河八郎の発案によって結成された浪士組に参加。 上洛後、浪士組を尊王攘夷に利用しようとする清河に反発した近藤勇、芹沢鴨らと共に新撰組(当時は壬生浪士組)を結成する。 池田屋事件や禁門の変などで活躍するが、鳥羽伏見の戦いで負傷。一時は隊を離れるが、東北で転戦する土方歳三に合流し、蝦夷へ向かう。 土方の死後、箱館を脱出。その後消息を絶つ。 |